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  1. 静岡市議会 2022-10-12
    令和4年 市民環境教育委員会 本文 2022-10-12


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前11時40分開議 ◯宮澤委員長 ただいまから市民環境教育委員会を開会いたします。      ────────────────────────────── 2 ◯宮澤委員長 先ほどの本会議で本委員会に付託されましたのは、議案第148号令和4年度静岡一般会計補正予算(第5号)中所管分であります。  審査に先立ち、委員皆様説明員皆様に申し上げます。  委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いいたします。      ────────────────────────────── 3 ◯宮澤委員長 それでは、議案審査に入ります。  議案第148号中所管分を議題といたします。  議案審査の順序としましては、当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。  その後、討論と併せて要望意見を述べていただき、採決を行います。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決は、簡易採決で行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、当局説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 4 ◯宮澤委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言の際には、議案書の番号、ページ数項目等を述べていただくようお願いいたします。  それでは、質疑がありましたらどうそ。 5 ◯白濱委員 自民党白濱です。  先ほどの本会議でもうほとんど質疑が出ていて、あまり質問はないんですけれども、1点だけ確認意味質問させていただきたいと思います。  資料-4の6ページ上段にあります災害廃棄物収集運搬事業について、非常に問合せも多い内容になりますので、改めてお聞きします。
     先ほども御答弁いただいたんですが、今、片づけが順々に進んでいっていると思うんですけれども、今、まだ見えていないごみがこれからどんどん出てくるのかなと推測されます。  そういったごみについて、市民の方はどういうふうに回収を依頼したりすればいいのか教えていただきたいのと、それをどのように周知されていくのか、お伺いできればと思います。 6 ◯鈴木収集業務課長 先ほど、本会議で局長から答弁がありましたけども、ほとんどそのとおりになるんですが、特に災害の大きかった清水区に関しては、14日金曜日から16日日曜日にかけて一斉に収集を実施し、自宅に残っている災害ごみ収集を行っていきます。  その際に、市民皆様には、10月15日土曜日までに災害ごみという貼り紙をして自宅前に出してくださいという周知を、ホームページと同報無線で行っていきます。  ここで大半のごみ収集したいと思っておりますが、現在も公園などにまたごみが出されることがありますので、今回、ローラー作戦みたいな形で全部収集するので、残ったごみは、それほど多くならないかとは思っています。  あと、葵区、駿河区は、災害があったところを把握しておりますので、個別に連絡していただければ、順次、取っていくという形で、回収を進めていきたいと思っております。 7 ◯宮城委員 志政会です。  資料-4の9ページ学用品給与事業です。  被災後にすぐ私は学校に視察に行ったんですが、教科書が濡れていたり、グラウンドに泥が入って使えなかったり、先生方から、例えば、体育の授業ができないとか、音楽の授業ができないと。当然、教科書を配布することになるんですが、それまでの間、どのように授業をされるのか、お聞きします。 8 ◯加藤教育総務課長 学用品のない間の運用ということで、学びについては、学校予備教員用児童生徒の貸し借り、一緒に見るという形で授業を行っていると伺っています。 9 ◯杉本委員 資料-4の5ページ災害援護資金貸付事業関係ですが、例えば、1)というのが、住居全体の滅失流出、2)が住居全壊ということで、1)350万円、2)250万円と限度額が違っています。私のイメージだと、要するに全壊した家も滅失もほとんど被害は同じだと感じるんです。  国の制度ですけど、この限度額の決め方は、どういうふうにしているのか。  同じく、4)の家財損害3分の1以上というのは、どういう状況判定するのか、その基準を教えてください。 10 ◯伊藤市民自治推進課長 貸付金限度額につきましては、国の制度を踏襲しており、市で決めるものではないため、国の制度にのっとって金額を決定しております。  それから、家財損害の3分の1ですが、基本的には申告していただきまして、例えば、市で調査に入って確認するという作業になります。 11 ◯杉本委員 実際に被災された方がこの貸付けを使いたいと思ったときに、対象になるかどうか、非常に不安なんですよね。  今、言った家財損害の3分の1というのは、どこまで損害があれば3分の1という判定になるのか、誰がそれを判定するのかということ。  もう1つは、先ほど、国の制度だから分かりませんという言い方だった気がするんですが、実際に全壊した方も流出、今回、滅失はいないとは思いますけども、しかし、こういう基準は市も、どうしてこうなっているかぐらいは知っておいていただきたいと思うんです。そこは、要するに分からないという回答でいいんでしょうか。 12 ◯伊藤市民自治推進課長 金額基準につきましては、後ほど、資料を提供させていただきまして、説明させていただきます。家財損害の3分の1につきましては、先ほど申したとおり、対象世帯からの申告に基づきまして、市民自治推進課や区役所の担当課が出かけていって、現場で確認する形になると思います。 13 ◯杉本委員 よく分からないけど、まあ、いいにします。後で教えてください。  あと環境局関係で、5ページの一番下、災害廃棄物置場設置運営等事業について、1つだけお聞きします。  新聞報道によりますと、発災後、3日以内に仮置場をつくるとなっているんだけども、今回、遅れたと。市の当局の方が、事前場所を用意しておくべきだった、認識が甘かったと話していたと新聞報道されているんです。  この間、聞いている範囲で言うと、発災状況場所規模によって、どの規模置場が必要かも分からないから、事前に決めていないと聞いていました。しかし、その新聞報道では、事前場所を用意しておくべきだったという表現になっているんですけど、実際はどうなっているのか。  今後、こうした災害があったときに、私のイメージでは、やっぱり規模も想定しながら、静岡市全域の中でどこに置く場所があるのかと想定しておく必要があると思うんです。事前に協定を結ぶことなども、本当は必要ではないかと感じています。  仮置場の迅速な設置について、経緯と今後のことを、お伺いします。 14 ◯三木ごみ減量推進課長 仮置場につきましては、我々も市内で官地民有地問わず、候補を事前に持っております。  ただ、先ほど、議案質疑でもお答えさせていただきましたが、災害の種類や発生量によって、仮置場をつくる数、規模も大分変わってくるので、その都度、選定しているという状況でございます。  民有地も含めておりまして、現状、空いていても、この後、使われる予定があれば、そこは対象から外さなければならないとか、事前に公表しておくことで、仮置場が造成される前に持ち込まれますと、かえって事故等のリスクも増えるということから、事前に公表という形は取っていないという状況でございます。 15 ◯杉本委員 仮置場について、もう1点。  5ページの一番下の後段に、原状復旧のため、消毒土壌入替え等を実施と書いてあるんですけども、公園から撤去した後の土壌について、どういうような判定で、その土壌入替えも含めた作業をするのか。要するに、消毒は当然、どこでもするとは思いますけども、土壌入替えにまで至るのは、どういう状況を想定しているのか、お願いします。 16 ◯三木ごみ減量推進課長 公園等につきましては、管理者である都市局公園整備課一緒になって、今回、集積場所として利用したものについては、同行して現地確認して、ガラスの破片等を含んで、そのままにはしておけないということであれば、当然のことながら、土壌入替え等も行っていくという形になります。  仮置場は、長期に廃棄物が置かれて、雨等によって地下に流出する可能性も十分考えられることから、そういったところは土壌調査をし、安全面確認した上で、必要があれば入替えを実施するという内容になります。 17 ◯杉本委員 今、気になっているのが、この災害ごみの中には、当然、リサイクルが必要な家電があるわけですよね。通常は、私たちリサイクル料を払って回収してもらうんですけども、今回の場合は、まさか被災者の負担にするとは思いませんけども、リサイクル料の扱いを聞いておきたいと思います。 18 ◯大畑廃棄物対策課長 家電リサイクル料関係ですけれども、これにつきましては、災害時であっても、通常時と同様に、費用はかかります。ですので、既に仮置場にも相当数家電が持ち込まれておりますけれど、こちらについては市が負担するということで、進めていきます。 19 ◯杉本委員 最後質問です。  教育局関係で、学用品給与事業についてです。  ここを読んでいきますと、住家が半壊や全壊とかと、要するに、住まいが損壊したときに限っている感じがするんですが、例えば、店舗住宅だったときに、今回、あるかどうか分かりませんが、お子さんがたまたま店舗にランドセルを置きっ放しにしてしまった場合には、そこは住宅じゃないから、駄目ですよとなってしまうのか。その辺の対応をどんなふうに考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。 20 ◯加藤教育総務課長 原則、自分の住宅被災した場合ということで、罹災証明が必要なんですけれども、例えば、学校の中で災害に遭って、児童生徒の個人の物が被災した場合は、罹災証明不要で給付の対象になります。  法的に学校等という形になっておりまして、柔軟に判断できる可能性もありますので、確認が必要ですけれども、こちらとしてはそういったものも対象になるように働きかけていきたいと考えています。 21 ◯宮澤委員長 ほかにないようですので、質疑を終了します。  次に、要望意見討論に移ります。  要望意見討論がありましたらどうぞ。 22 ◯白濱委員 自民党です。  本日、当委員会に付託された議案に賛成させていただきます。  要望意見になりますけれども、まずもって発災直後から災害復旧に向けて連日連夜御対応いただき、また、迅速に災害復旧に向けた補正にも御対応いただきまして、本当にありがとうございます。まだまだ大変だとは思いますけれども、被災された皆様は本当に御苦労されている状況でありますし、市の対応に大いに期待していると思いますので、今回の補正内容は計画どおり推進していただくように、強くお願いいたします。  特に、日常生活学校生活に関わることになりますので、それぞれについて市民皆様へ適時適切に情報発信をすることで、漏れなく、誰一人取り残すことのないよう周知していただくことを御徹底願います。  また、問合せ手続の際に、決してたらい回しや遅滞することがないように、被災者に寄り添っていただき、スピード感を持って円滑に御対応いただけるように、綿密に段取りや御準備をよろしくお願いいたします。  まだまだこれからが長い闘いだと思いますが、被災した皆様の一日も早い日常の回復と、災害復旧して、より強靱で安全・安心に暮らせる静岡市を構築していくために、引き続きよろしくお願い申し上げて、要望意見とさせていただきます。 23 ◯浜田委員 創生静岡です。  本委員会に付託されました議案について賛成いたします。  その上で、要望意見を述べさせていただきます。  まず、市民局について。こちらの災害援護資金貸付事業も踏まえてなのですが、まず、全ての支援のスタートは、罹災証明手続から始まると思っています。ただ、市民皆様から、その罹災証明手続が難しい、煩雑だという声も聞いております。先ほど、白濱委員からもありましたように、被災者窓口業務を行う方には、ぜひとも被災者に寄り添った対応を、よろしくお願いいたします。  次に、環境局について。災害ごみ対応について、さきの決算審査でもお伝えさせていただきましたように、事前の仮置場の選定が議論されていたと思います。今回を機に、いつ災害が起こっても対応できるような体制強化と、あと災害廃棄物の迅速な処理をお願いいたします。  そして最後に、教育局について。児童生徒の学びや、環境が変わってしまったということで、迅速な対応とともに、特に子供たちの心のケアといったところを懸念する地域住民皆様への周知を、併せて要望いたします。 24 ◯井上委員 公明党です。  付託されました議案に賛成いたします。  まず、市民局関係ですけども、今回、議案に上がっているのは貸付金事業だけですが、被災者への支援事業は様々あります。それら全てを、市民の皆さんに分かりやすく周知徹底していただきたいのと、それぞれの被害状況に応じて、使える支援メニューが変わってくると思います。しっかりと個別にきめ細かく、あなたはこういう事業、こういうのが使えますよということをしっかりとお知らせしながら、市民に寄り添った手続を進めていってもらえればと思います。  それから、廃棄物に関して、とにかく一日も早く廃棄物への対応を進めていってもらいたいと思いますし、衛生面でも非常に問題がある部分でありますので、早く手を打っていただいて、市民への周知も含めてしっかりと進めていってもらえればと思います。  最後は、教育局になりますけども、学用品教科書はすぐ必要なものなので、一刻も早く支給につなげていってもらいたい。あと学校復旧に関しても、児童生徒の学習に影響がないように、一番いい形で、復旧に向けて一日も早く進めていただければと思います。  まだまだ大変な状況が続くと思いますけども、市民のために、復旧に向けてぜひ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 25 ◯宮城委員 志政会です。  本日、付託された議案に賛成いたします。  要望意見です。  まず、教育局です。先ほど、質問しましたが、例えば、共用で使うと言っていましたが、ハーモニカ等の楽器はなかなか共用できませんので、そういうのも含めて、子供たち支障がないように、早急に検討をお願いいたします。  あと環境局ですが、今回、台風15号で想定外の雨量だったということですが、温暖な気候で、いつかまたこういうことが起こるかもしれませんので、仮置場を含めたごみ置場に関して、しっかり検証して、今後、支障がないようにしていただきたいと思います。  市民局に関しては、いろいろな支援がありますので、しっかり情報共有をして、市民に分かりやすい情報発信をよろしくお願いいたします。 26 ◯杉本委員 日本共産党です。  議案第148号中所管分については賛成です。  要望意見ですが、最初に、市民局関係で、先ほど、質問した貸付金関係については、後からしっかりと報告していただきたいと思います。  今回、この補正に入っていない予備費で、ボランティア活動市民局市民自治推進課でやっていらっしゃるんですが、清水区のある老夫婦のお宅に土砂が入っているんだけども、今、水を含んでいて、土砂が乾いてから外に出してほしいと思い込んでいる方がいらっしゃったみたいです。泥というのは、乾いてからだと固まってしまって、かえって出しづらくなるんです。現地にいろんな方がいらっしゃる中で、そうではないですよとアドバイスしながら作業したという話も聞いたんです。  ボランティア活動の中でも、そうした知識がある方が采配しながら、ボランティアセンターとしての機能をしっかりとできるような形でぜひ行っていただきたいと思っています。  災害ごみに関しては、各委員からも要望がありましたから、あえてですけども、焼津市では、翌日に仮置場を設置したと報道されていました。そういう点から考えると、規模の大きさから見ればやむを得ない部分もあるかもしれませんが、しかし、静岡市は、今後、大きな震災が来ることも想定されています。そういう意味で、様々なケースを想定し、迅速に行っていくことを教訓にしながら、今後に備えていっていただきたいと思っています。  あと学校復旧に当たっては、清水六中は大変ひどかったとお聞きしています。六中の方の話だと、大変だと教育委員会に言ったんだけども、ちっとも来てくれないという不満の声も耳に入ったりしています。それは一部の方かもしれませんけども、いずれにせよ、学校復旧は本当に大事ですから、迅速に復旧を行って、日常学校生活が送れるように頑張っていただきたいとお願いして、要望意見とします。 27 ◯宮澤委員長 ほかにないようですので、要望意見討論を終了し、これより採決を行います。  特に反対討論はありませんでしたので、議案第148号中所管分は、簡易採決にてお諮りいたします。  議案第148号中所管分は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」〕 28 ◯宮澤委員長 御異議なしと認め、議案第148号中所管分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案審査を終了いたします。      ────────────────────────────── 29 ◯宮澤委員長 以上で本日の日程は全て終了しました。  これをもちまして、市民環境教育委員会を散会いたします。                 午後0時14分散会      ────────────────────────────── 市民環境教育委員長  宮澤 圭輔 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...