先ほども御答弁いただいたんですが、今、片づけが順々に進んでいっていると思うんですけれども、今、まだ見えていない
ごみがこれからどんどん出てくるのかなと推測されます。
そういった
ごみについて、
市民の方はどういうふうに
回収を依頼したりすればいいのか教えていただきたいのと、それをどのように
周知されていくのか、お伺いできればと思います。
6
◯鈴木収集業務課長 先ほど、本
会議で局長から答弁がありましたけども、ほとんどそのとおりになるんですが、特に
災害の大きかった
清水区に関しては、14日金曜日から16日日曜日にかけて一斉に
収集を実施し、
自宅に残っている
災害ごみの
収集を行っていきます。
その際に、
市民の
皆様には、10月15日土曜日までに
災害ごみという貼り紙をして
自宅前に出してくださいという
周知を、ホーム
ページと同
報無線で行っていきます。
ここで大半の
ごみを
収集したいと思っておりますが、現在も
公園などにまた
ごみが出されることがありますので、今回、
ローラー作戦みたいな形で全部
収集するので、残った
ごみは、それほど多くならないかとは思っています。
あと、葵区、駿河区は、
災害があったところを把握しておりますので、個別に連絡していただければ、順次、取っていくという形で、
回収を進めていきたいと思っております。
7
◯宮城島
委員 志政会です。
資料-4の9
ページの
学用品給与事業です。
被災後にすぐ私は
学校に視察に行ったんですが、
教科書が濡れていたり、グラウンドに泥が入って使えなかったり、
先生方から、例えば、体育の
授業ができないとか、音楽の
授業ができないと。当然、
教科書を配布することになるんですが、それまでの間、どのように
授業をされるのか、お聞きします。
8
◯加藤教育総務課長 学用品のない間の運用ということで、学びについては、
学校の
予備、
教員用、
児童生徒の貸し借り、
一緒に見るという形で
授業を行っていると伺っています。
9
◯杉本委員 資料-4の5
ページの
災害援護資金貸付事業の
関係ですが、例えば、1)というのが、
住居全体の
滅失、
流出、2)が
住居全壊ということで、1)350万円、2)250万円と
限度額が違っています。私の
イメージだと、要するに
全壊した家も
滅失もほとんど
被害は同じだと感じるんです。
国の
制度ですけど、この
限度額の決め方は、どういうふうにしているのか。
同じく、4)の
家財損害3分の1以上というのは、どういう
状況で
判定するのか、その
基準を教えてください。
10
◯伊藤市民自治推進課長 貸付金の
限度額につきましては、国の
制度を踏襲しており、市で決めるものではないため、国の
制度にのっとって
金額を決定しております。
それから、
家財損害の3分の1ですが、基本的には申告していただきまして、例えば、市で
調査に入って
確認するという
作業になります。
11
◯杉本委員 実際に
被災された方がこの貸付けを使いたいと思ったときに、
対象になるかどうか、非常に不安なんですよね。
今、言った
家財損害の3分の1というのは、どこまで
損害があれば3分の1という
判定になるのか、誰がそれを
判定するのかということ。
もう
1つは、先ほど、国の
制度だから分かりませんという言い方だった気がするんですが、実際に
全壊した方も
流出、今回、
滅失はいないとは思いますけども、しかし、こういう
基準は市も、どうしてこうなっているかぐらいは知っておいていただきたいと思うんです。そこは、要するに分からないという回答でいいんでしょうか。
12
◯伊藤市民自治推進課長 金額の
基準につきましては、後ほど、
資料を提供させていただきまして、
説明させていただきます。
家財損害の3分の1につきましては、先ほど申したとおり、
対象世帯からの申告に基づきまして、
市民自治推進課や区役所の
担当課が出かけていって、現場で
確認する形になると思います。
13
◯杉本委員 よく分からないけど、まあ、いいにします。後で教えてください。
あと、
環境局の
関係で、5
ページの一番下、
災害廃棄物仮
置場設置運営等事業について、
1つだけお聞きします。
新聞報道によりますと、
発災後、3日以内に仮
置場をつくるとなっているんだけども、今回、遅れたと。市の
当局の方が、
事前に
場所を用意しておくべきだった、認識が甘かったと話していたと
新聞報道されているんです。
この間、聞いている範囲で言うと、
発災の
状況や
場所や
規模によって、どの
規模の
置場が必要かも分からないから、
事前に決めていないと聞いていました。しかし、その
新聞報道では、
事前に
場所を用意しておくべきだったという表現になっているんですけど、実際はどうなっているのか。
今後、こうした
災害があったときに、私の
イメージでは、やっぱり
規模も想定しながら、
静岡市全域の中でどこに置く
場所があるのかと想定しておく必要があると思うんです。
事前に協定を結ぶことなども、本当は必要ではないかと感じています。
仮
置場の迅速な設置について、経緯と今後のことを、お伺いします。
14
◯三木ごみ減量推進課長 仮
置場につきましては、我々も市内で
官地、
民有地問わず、候補を
事前に持っております。
ただ、先ほど、
議案質疑でもお答えさせていただきましたが、
災害の種類や
発生量によって、仮
置場をつくる数、
規模も大分変わってくるので、その都度、選定しているという
状況でございます。
民有地も含めておりまして、現状、空いていても、この後、使われる予定があれば、そこは
対象から外さなければならないとか、
事前に公表しておくことで、仮
置場が造成される前に持ち込まれますと、かえって
事故等のリスクも増えるということから、
事前に公表という形は取っていないという
状況でございます。
15
◯杉本委員 仮
置場について、もう1点。
5
ページの一番下の後段に、
原状復旧のため、
消毒や
土壌の
入替え等を実施と書いてあるんですけども、
公園から撤去した後の
土壌について、どういうような
判定で、その
土壌の
入替えも含めた
作業をするのか。要するに、
消毒は当然、どこでもするとは思いますけども、
土壌の
入替えにまで至るのは、どういう
状況を想定しているのか、お願いします。
16
◯三木ごみ減量推進課長 公園等につきましては、
管理者である
都市局の
公園整備課と
一緒になって、今回、集積
場所として利用したものについては、同行して現地
確認して、ガラスの
破片等を含んで、そのままにはしておけないということであれば、当然のことながら、
土壌の
入替え等も行っていくという形になります。
仮
置場は、長期に
廃棄物が置かれて、
雨等によって地下に
流出する
可能性も十分考えられることから、そういったところは
土壌調査をし、
安全面を
確認した上で、必要があれば
入替えを実施するという
内容になります。
17
◯杉本委員 今、気になっているのが、この
災害ごみの中には、当然、
リサイクルが必要な
家電があるわけですよね。
通常は、私
たちは
リサイクル料を払って
回収してもらうんですけども、今回の場合は、まさか
被災者の負担にするとは思いませんけども、
リサイクル料の扱いを聞いておきたいと思います。
18
◯大畑廃棄物対策課長 家電の
リサイクル料の
関係ですけれども、これにつきましては、
災害時であっても、
通常時と同様に、費用はかかります。ですので、既に仮
置場にも
相当数の
家電が持ち込まれておりますけれど、こちらについては市が負担するということで、進めていきます。
19
◯杉本委員 最後の
質問です。
教育局の
関係で、
学用品給与事業についてです。
ここを読んでいきますと、
住家が半壊や
全壊とかと、要するに、住まいが損壊したときに限っている感じがするんですが、例えば、
店舗兼
住宅だったときに、今回、あるかどうか分かりませんが、お子さんがたまたま
店舗にランドセルを置きっ放しにしてしまった場合には、そこは
住宅じゃないから、駄目ですよとなってしまうのか。その辺の
対応をどんなふうに考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
20
◯加藤教育総務課長 原則、自分の
住宅が
被災した場合ということで、
罹災証明が必要なんですけれども、例えば、
学校の中で
災害に遭って、
児童生徒の個人の物が
被災した場合は、
罹災証明不要で給付の
対象になります。
法的に
学校等という形になっておりまして、柔軟に判断できる
可能性もありますので、
確認が必要ですけれども、こちらとしてはそういったものも
対象になるように働きかけていきたいと考えています。
21
◯宮澤委員長 ほかにないようですので、
質疑を終了します。
次に、
要望・
意見、
討論に移ります。
要望・
意見、
討論がありましたらどうぞ。
22
◯白濱委員 自民党です。
本日、当
委員会に付託された
議案に賛成させていただきます。
要望・
意見になりますけれども、まずもって
発災直後から
災害復旧に向けて連日連夜御
対応いただき、また、迅速に
災害復旧に向けた
補正にも御
対応いただきまして、本当にありがとうございます。まだまだ大変だとは思いますけれども、
被災された
皆様は本当に御苦労されている
状況でありますし、市の
対応に大いに期待していると思いますので、今回の
補正内容は計画どおり推進していただくように、強くお願いいたします。
特に、
日常生活や
学校生活に関わることになりますので、それぞれについて
市民の
皆様へ適時適切に
情報発信をすることで、漏れなく、誰一人取り残すことのないよう
周知していただくことを御徹底願います。
また、
問合せや
手続の際に、決して
たらい回しや遅滞することがないように、
被災者に寄り添っていただき、
スピード感を持って円滑に御
対応いただけるように、綿密に段取りや御準備をよろしくお願いいたします。
まだまだこれからが長い闘いだと思いますが、
被災した
皆様の一日も早い
日常の回復と、
災害を
復旧して、より強靱で安全・安心に暮らせる
静岡市を構築していくために、引き続きよろしくお願い申し上げて、
要望・
意見とさせていただきます。
23
◯浜田委員 創生静岡です。
本
委員会に付託されました
議案について賛成いたします。
その上で、
要望・
意見を述べさせていただきます。
まず、
市民局について。こちらの
災害援護資金貸付事業も踏まえてなのですが、まず、全ての
支援のスタートは、
罹災証明の
手続から始まると思っています。ただ、
市民の
皆様から、その
罹災証明の
手続が難しい、煩雑だという声も聞いております。先ほど、
白濱委員からもありましたように、
被災者の
窓口業務を行う方には、ぜひとも
被災者に寄り添った
対応を、よろしくお願いいたします。
次に、
環境局について。
災害ごみの
対応について、さきの
決算審査でもお伝えさせていただきましたように、
事前の仮
置場の選定が議論されていたと思います。今回を機に、いつ
災害が起こっても
対応できるような
体制強化と、
あとは
災害廃棄物の迅速な処理をお願いいたします。
そして
最後に、
教育局について。
児童生徒の学びや、
環境が変わってしまったということで、迅速な
対応とともに、特に
子供たちの心のケアといったところを懸念する
地域住民の
皆様への
周知を、併せて
要望いたします。
24
◯井上委員 公明党です。
付託されました
議案に賛成いたします。
まず、
市民局の
関係ですけども、今回、
議案に上がっているのは
貸付金事業だけですが、
被災者への
支援事業は様々あります。それら全てを、
市民の皆さんに分かりやすく
周知徹底していただきたいのと、それぞれの
被害の
状況に応じて、使える
支援メニューが変わってくると思います。しっかりと個別にきめ細かく、あなたはこういう
事業、こういうのが使えますよということをしっかりとお知らせしながら、
市民に寄り添った
手続を進めていってもらえればと思います。
それから、
廃棄物に関して、とにかく一日も早く
廃棄物への
対応を進めていってもらいたいと思いますし、
衛生面でも非常に問題がある
部分でありますので、早く手を打っていただいて、
市民への
周知も含めてしっかりと進めていってもらえればと思います。
最後は、
教育局になりますけども、
学用品、
教科書はすぐ必要なものなので、一刻も早く支給につなげていってもらいたい。
あと、
学校の
復旧に関しても、
児童生徒の学習に影響がないように、一番いい形で、
復旧に向けて一日も早く進めていただければと思います。
まだまだ大変な
状況が続くと思いますけども、
市民のために、
復旧に向けてぜひ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
25
◯宮城島
委員 志政会です。
本日、付託された
議案に賛成いたします。
要望・
意見です。
まず、
教育局です。先ほど、
質問しましたが、例えば、共用で使うと言っていましたが、
ハーモニカ等の楽器はなかなか共用できませんので、そういうのも含めて、
子供たちに
支障がないように、早急に検討をお願いいたします。
あと、
環境局ですが、今回、台風15号で
想定外の雨量だったということですが、温暖な気候で、いつかまたこういうことが起こるかもしれませんので、仮
置場を含めた
ごみ置場に関して、しっかり検証して、今後、
支障がないようにしていただきたいと思います。
市民局に関しては、いろいろな
支援がありますので、しっかり
情報共有をして、
市民に分かりやすい
情報発信をよろしくお願いいたします。
26
◯杉本委員 日本共産党です。
議案第148号中
所管分については賛成です。
要望・
意見ですが、
最初に、
市民局の
関係で、先ほど、
質問した
貸付金の
関係については、後からしっかりと報告していただきたいと思います。
今回、この
補正に入っていない
予備費で、
ボランティアの
活動を
市民局市民自治推進課でやっていらっしゃるんですが、
清水区のある老夫婦のお宅に
土砂が入っているんだけども、今、水を含んでいて、
土砂が乾いてから外に出してほしいと思い込んでいる方がいらっしゃったみたいです。泥というのは、乾いてからだと固まってしまって、かえって出しづらくなるんです。現地にいろんな方がいらっしゃる中で、そうではないですよとアドバイスしながら
作業したという話も聞いたんです。
ボランティア活動の中でも、そうした知識がある方が采配しながら、
ボランティアセンターとしての機能をしっかりとできるような形でぜひ行っていただきたいと思っています。
災害ごみに関しては、各
委員からも
要望がありましたから、あえてですけども、焼津市では、翌日に仮
置場を設置したと報道されていました。そういう点から考えると、
規模の大きさから見ればやむを得ない
部分もあるかもしれませんが、しかし、
静岡市は、今後、大きな震災が来ることも想定されています。そういう
意味で、様々なケースを想定し、迅速に行っていくことを教訓にしながら、今後に備えていっていただきたいと思っています。
あと、
学校の
復旧に当たっては、
清水六中は大変ひどかったとお聞きしています。六中の方の話だと、大変だと
教育委員会に言ったんだけども、ちっとも来てくれないという不満の声も耳に入ったりしています。それは一部の方かもしれませんけども、いずれにせよ、
学校の
復旧は本当に大事ですから、迅速に
復旧を行って、
日常の
学校生活が送れるように頑張っていただきたいとお願いして、
要望・
意見とします。
27
◯宮澤委員長 ほかにないようですので、
要望・
意見、
討論を終了し、これより
採決を行います。
特に
反対の
討論はありませんでしたので、
議案第148号中
所管分は、
簡易採決にてお諮りいたします。
議案第148号中
所管分は、
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」〕
28
◯宮澤委員長 御
異議なしと認め、
議案第148号中
所管分は、
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案審査を終了いたします。
──────────────────────────────
29
◯宮澤委員長 以上で本日の日程は全て終了しました。
これをもちまして、
市民環境教育委員会を散会いたします。
午後0時14分散会
──────────────────────────────
市民環境教育委員長 宮澤 圭輔
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